『妙法尼御前御返事(妙法比丘尼御前御返事・明衣書)』(佐後) 明衣(ゆかたびら)一つ給(た)び畢(おわ)んぬ。 女人(にょにん)の御身(おんみ)、男にも をく(後)れ、親類をも はな(離)れ、一 二人ある むすめ(娘)も はかばかしからず、便りなき上、法門の故に人にも あだ(怨)まれさせ給(たま)ふ女人、さながら不軽菩薩(ふぎょうぼさつ)の如(ごと)し。(平成新編1584・御書全集1419・正宗聖典----・昭和新定[3]2266・昭和定本[2]1903)[弘安04(1281)年(佐後)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]