いか(如何)に わろ(悪)くとも わろ(悪)きよし(由)人にも又(また)上(かみ)へも申させ給(たま)ふべからず候(そうろう)。よ(良)きところ(処)よきところと申し給はゞ、又かさ(重)ねて給ばらせ給ふべし。わろ(悪)き処(ところ)徳分(とくぶん)なし なんど(抔)候(そうら)はゞ天にも人にも す(捨)てられ給ひ候はむずるに候(そうろう)ぞ。御心へ(得)あるべし。
(平成新編1287・御書全集1183・正宗聖典----・昭和新定[3]1927・昭和定本[2]1593)
[弘安01(1278)年10月(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]