譬(たと)へば秋冬 枯(か)れたる草木(そうもく)の、春夏の日に値(あ)ひて枝葉華果(しようけか)出来(しゅったい)するが如(ごと)し。爾前(にぜん)の秋冬の草木の如くなる九界の衆生、法華経の妙の一字の春夏の日輪に あ(値)ひたてまつ(奉)りて、菩提心(ぼだいしん)の華(はな)さ(咲)き成仏の菓(このみ)なる。
(平成新編0357・御書全集0944・正宗聖典----・昭和新定[1]0540・昭和定本[1]0398)
[文永03(1266)年01月06日(佐前)]
[真跡・水戸久唱寺他十一ヶ所(10%以上40%未満現存)、古写本・日目筆 宮城一迫妙教寺]
[※sasameyuki※]