『十法界明因果抄(十界明因果抄)』(佐後)[古写本] 問うて云(い)はく、二乗所持(しょじ)の不殺生戒(ふせっしょうかい)と菩薩所持の不殺生戒と差別如何(いかん)。答へて云はく、所持の戒の名は同じと雖(いえど)も、持する様 並びに心念 永く異なるなり。故(ゆえ)に戒の功徳も亦(また)浅深(せんじん)有り。(平成新編0213・御書全集0434・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0337・昭和定本[1]0179)[文応01(1260)年04月21日(佐後)][古写本・日進筆 身延久遠寺][※sasameyuki※]