彼(か)の二百五十戒の良観房(りょうかんぼう)も、日蓮に会ひぬれば腹をたて眼をいか(瞋)らす、是(これ)たゞことにはあらず。智者の身に魔の入(い)り か(代)はればなり。譬(たと)へば本性よき人なれども、酒に酔(よ)ひぬれば あ(悪)しき心 出来(しゅったい)し、人の為(ため)に あしきが如(ごと)し。
(平成新編1459・御書全集1441~1442・正宗聖典----・昭和新定[3]2094・昭和定本[3]2123)
["弘安03(1280)年12月""弘安03(1280)年02月"(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]