『法蓮抄(烏竜遺竜御書)』(佐後)[曾存] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

今 法蓮上人(しょうにん)の送り給(たま)へる諷誦(ふじゅ)の状に云(い)はく「慈父幽霊 第十三年の忌辰(きしん)に相当(あいあ)たり一乗妙法蓮華経 五部を転読し奉(たてまつ)る」等云云。夫(それ)教主釈尊をば大覚世尊と号(ごう)したてまつる。世尊と申す尊の一字を高と申す。高と申す一字は又(また)孝と訓ずるなり。一切の孝養の人の中に第一の孝養の人なれば世尊とは号し奉る。
(平成新編0814~0815・御書全集1045~1046・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1197~1198・昭和定本[1]0943)
[建治01(1275)年04月(佐後)]
[真跡・京都本圀寺外三ヶ所(10%未満現存) 身延曾存]
[※sasameyuki※]