末代濁世(じょくせ)に生(しょう)を受くと いへど(雖)も提婆(だいば)が如(ごと)くに五逆をも造らず三逆をも犯(おか)さず。而(しか)るに提婆 猶(なお)天王如来(てんのうにょらい)の記■(=花-化+別)(きべつ)を得(え)たり。況(いわ)んや犯さゞる我等(われら)が身をや。八歳の竜女(りゅうにょ)既に蛇身を改めずして南方に妙果を証す。況んや人界に生を受けたる女人(にょにん)をや。
(平成新編0399・御書全集0490~0491・正宗聖典----・昭和新定[1]0605~0606・昭和定本[1]0375~0376)
["文永05(1268)年""文永02(1265)年"(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]