鵞目(がもく)一結(ひと ゆ)ひ給(た)び候(そうら)ひ了(おわ)んぬ。御志(おんこころざし)は法華経に挙(あ)げ申し候ひ了んぬ。定(さだ)めて十羅刹(じゅうらせつ)御身(おんみ)を守護すること疑ひ無く候はんか。
さては尼御前(あまごぜん)の御事(おんこと)をぼつか(覚束)なく候(そうろう)由(よし)、申し伝へさせ給(たま)ひ候(そうら)へ。恐々謹言。
(平成新編1465・御書全集ーーーー・正宗聖典ーーーー・昭和新定[3]2102・昭和定本[2]1746)
[弘安03(1280)年04月10日(佐後)]
[真跡・中山法華経寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]