『本尊問答抄』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

願(ねが)はくは此(こ)の功徳を以(もっ)て父母と師匠と一切衆生に回向(えこう)し奉(たてまつ)らんと祈請(きしょう)仕(つかまつ)り候(そうろう)。其(そ)の旨(むね)を し(知)らせ まい(進)らせむがために御本尊を書き をく(送)りまいらせ候に、他事を す(捨)てゝ此の御本尊の御前にして一向に後世をも いの(祈)らせ給(たま)ひ候(そうら)へ。又(また)これへ申(もう)さんと存じ候(そうろう)。いか(如何)に御房たち(達)はか(計)らい申させ給へ。
(平成新編1283・御書全集0374・正宗聖典0294~0295・昭和新定[3]1921・昭和定本[2]1586)
[弘安01(1278)年09月(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]