『乙御前御消息』(佐後)一つ船に乗りぬれば、船頭(せんどう)の はかり事わる(拙)ければ一同に船中の諸人 損じ、又(また)身つよ(強)き人も、心かひ(甲斐)なければ多くの能(のう)も無用なり。日本国には かしこ(賢)き人々は あ(在)るらめども、大将の はかり事つたな(拙)ければ かひ(甲斐)なし。(平成新編0897・御書全集1220・正宗聖典----・昭和新定[2]1328・昭和定本[2]1099)[建治01(1275)年08月04日(佐後)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]