法華経の文字は、仏の梵音声(ぼんのんじょう)の不可見無対色(ふかけんむたいしき)を、可見有対色(かけんうたいしき)の かたち(形)と あらは(顕)しぬれば、顕・形(ぎょう)の二色となれるなり。滅せる梵音声、かへ(還)て形を あらは(顕)して、文字と成りて衆生を利益(りやく)するなり。
(平成新編0637・御書全集0468~0469・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0917~0918・昭和定本[1]0792)
[文永09(1272)年"文永10(1273)年""文永01(1264)年"(佐後?)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]