『開目抄 下』(佐後)[曾存] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 此(こ)の過去常(かこじょう)顕(あら)はるゝ時、諸仏、皆 釈尊の分身(ふんじん)なり。爾前(にぜん)・迹門(しゃくもん)の時は、諸仏・釈尊に肩を並べて各修各行の仏なり。かるがゆへに諸仏を本尊とする者、釈尊等を下(くだ)す。今、華厳の台上・方等(ほうどう)・般若(はんにゃ)・大日経等の諸仏、皆 釈尊の眷属(けんぞく)なり。
(平成新編0552~0553・御書全集0214・正宗聖典0109~0110・昭和新定[1]0800・昭和定本[1]0576)
[文永09(1272)年02月(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]