『最蓮房御返事(祈祷経送状)』(佐後) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 一、御状に十七 出家の後は妻子を帯(たい)せず肉を食せず等云云。権教を信(しん)ぜし大謗法の時の事は何(いか)なる持戒の行人と申し候(そうろう)とも、法華経に背(そむ)く謗法罪の故に正法(しょうぼう)の破戒の大俗よりも百千万倍 劣り候なり。彼(か)の謗法の比丘(びく)は持戒なりと雖(いえど)も無間に堕(だ)す。正法の大俗は破戒なりと雖も成仏 疑ひ無き故なり。
(平成新編0642・御書全集1357・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0948・昭和定本[10690)
[文永10(1273)年01月28日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]