『祈祷抄』(佐後)[曾存] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 問(と)うて云(い)はく、華厳宗・法相宗(ほっそうしゅう)・三論宗(さんろんしゅう)・小乗の三宗・真言宗・天台宗の祈りをなさんに いづれか しるし(験)あるべきや。答(こた)へて云はく、仏説なれば いづれも一往(いちおう)は祈りとなるべし。但(ただし)法華経をも(以)て いの(祈)らむ祈りは必ず祈りとなるべし。
(平成新編0622・御書全集1344・正宗聖典----・昭和新定[1]0893・昭和定本[1]0667)
[文永09(1272)年(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]