『四条金吾殿御返事(梵音声書)』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

善悪に付(つ)けて国は必ず王に随(したが)ふものなるべし。
 世間 此(か)くの如(ごと)し、仏法も又(また)然(しか)なり。仏陀(ぶっだ)すでに仏法を王法に付(ふ)し給(たま)ふ。しかれば たとい聖人(しょうにん)・賢人なる智者なれども、王に したが(随)はざれば仏法流布(るふ)せず。或(あるい)は後に流布すれども始めには必ず大難 来(き)たる。
(平成新編0617~0618・御書全集1119・正宗聖典----・昭和新定[1]0886~0887・昭和定本[1]0661)
[文永09(1272)年(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]