『日眼女釈迦仏供養事(日眼女造立釈迦仏供養事・日眼女御書)』(佐後)[曾存] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

今 教主釈尊を造立(ぞうりゅう)し奉(たてまつ)れば下女が太子(たいし)をう(産)めるが如(ごと)し。国王 尚(なお)此(こ)の女を敬ひ給(たま)ふ。何(いか)に況(いわ)んや大臣已下をや。大梵天王(だいぼんてんのう)・釈提桓因(しゃくだいかんにん)王・日月(にちがつ)等 此の女人を守り給ふ。況んや大小の神祇(じんぎ)をや。昔 優填大王(うでんだいおう)、釈迦仏を造立し奉りしかば、大梵天王・日月等、木像を礼しに参り給ひしかば、木像 説いて云(い)はく「我を供養せんよりは優填大王を供養すべし」等云云。影堅王(ようげんおう)の画像の釈尊を書き奉りしも又々(またまた)是(か)くの如し。
(平成新編1352・御書全集1187・正宗聖典----・昭和新定[3]1959~1960・昭和定本[2]1624)
[弘安02(1279)年02月02日(佐後)]
[真跡・身延曾存]
[※sasameyuki※]