されば今の日本国の諸僧等は提婆達多(だいばだった)・瞿伽梨尊者(くがり そんじゃ)にも過ぎたる大悪人なり。又(また)在家の人々は此等(これら)を貴(たっと)み供養し給(たま)ふ故(ゆえ)に、此(こ)の国 眼前に無間地獄と変じて、諸人 現身(げんしん)に大飢渇(だいけかち)・大疫病、先代に な(無)き大苦を受くる上、他国より責めらるべし。此(これ)は偏(ひとえ)に梵天・帝釈・日・月 等の御はか(計)らひなり。
(平成新編1164・御書全集1450・正宗聖典----・昭和新定[2]1719・昭和定本[2]1367~1368)
[建治03(1277)年08月04日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]