『報恩抄』(佐後)[曾存・古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

仏 滅後一千八百余年が間に法華経の行者 漢土に一人(いちにん)、日本に一人、已上(いじょう)二人、釈尊を加(くわ)へ奉(たてまつ)りて已上三人なり。外典(げてん)に云はく「聖人(しょうにん)は一千年に一(ひと)たび(度)出(い)で、賢人は五百年に一たび出(い)づ。黄河は■[=清-青+(輕-車)](けい)・渭(い)なが(流)れをわけて、五百年には半河す(清)み、千年には共に清(す)む」と申すは一定(いちじょう)にて候(そうら)ひけり。
(平成新編1017・御書全集0310・正宗聖典0249・昭和新定[2]1513・昭和定本[2]1219)
[建治02(1276)年07月21日(佐後)]
[真跡・池上本門寺外五ヶ所(10%未満現存) 身延曾存、古写本・日舜筆 富士大石寺 日乾筆 京都本満寺]
[※sasameyuki※]