問うて云(い)はく、末代の法華経の行者を怨(あだ)める者は何(いか)なる地獄に堕(お)つるや。答へて云はく、法華経の第二に云はく「経を読誦(どくじゅ)し書持すること有らん者を見て軽賎憎嫉(きょう せん ぞう しつ)して結恨(けっこん)を懐(いだ)かん。乃至(ないし)其(そ)の人 命終(みょうじゅう)して阿鼻獄(あびごく)に入(い)らん。一劫を具足(ぐそく)して劫 尽(つ)きなば復(また)死し展転(てんでん)して無数劫(むしゅこう)に至(いた)らん」等云云。
(平成新編0810~0811・御書全集1042・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1191・昭和定本[1]0937)
[建治01(1275)年04月(佐後)]
[真跡・京都本圀寺外三ヶ所(10%未満現存) 身延曾存]
[※sasameyuki※]