『十法界事(十法界抄)』(佐前) 然(しか)るに今 法華方便品に「衆生をして仏知見(ぶっちけん)を開かしめんと欲す」と説きたま(給)ふ。爾(そ)の時 八機(はっき)並びに悪趣(あくしゅ)の衆生 悉(ことごと)く皆 同じく釈迦如来と成り、互(たが)ひに五眼(ごげん)を具(ぐ)し、一界に十界を具し、十界に百界を具せり。(平成新編0177・御書全集0420・正宗聖典1034・昭和新定[1]0299・昭和定本[1]0141)[正元01(1259)年(佐前)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]