されば王の王たるも釈迦仏、臣の臣たるも釈迦仏。神国の仏国となりし事、ゑもん(右衛門)のたいう(大夫)殿の御文と引き合はせて心へ(得)させ給(たま)へ。今の代(よ)は他国にうば(奪)われんとする事、釈尊をいるが(忽)せにする故(ゆえ)なり。神の力も及ぶべからずと申すはこれ(是)なり。
(平成新編1166・御書全集1089・正宗聖典----・昭和新定[2]1722・昭和定本[2]1371)
[建治03(1277)年08月21日"建治01(1275)年08月21日"(佐後)]
[真跡・京都立本寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]