たけのこ(笋)は百二十本、法華経は二千余年にあらわ(顕)れ候(そうら)ひぬ。布施はかろ(軽)けれども志(こころざし)重き故(ゆえ)なり。当時はくわんのう(勧農)と申し、大宮づく(造)りと申し、かたがた民のいとま(暇)なし。御心ざしふか(深)ければ法もあらわれ候(そうろう)にや。恐々謹言。
(平成新編0990・御書全集1476・正宗聖典----・昭和新定[2]1472・昭和定本[2]1180)
[建治02(1276)年05月11日"弘安02(1279)年05月11日"(佐後)]
[真跡・富士大石寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]