『得受職人功徳法門抄』(佐後) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 然(しか)るに、予(よ)下賤(げせん)なりと雖(いえど)も、忝(かたじけな)くも大乗を学し諸経の王に事(つか)ふる者なり。釈迦 既(すで)に妙法の智水(ちすい)を以(もっ)て、日蓮の頂(いただき)に潅(そそ)ぎて面授口決(めんじゅくけつ)せしめ給(たま)へり。日蓮 又 日浄に受職せしむ。受職の後は他(た)の為(ため)に之(これ)を説き給へ。経文(きょうもん)の如(ごと)くんば如来の使ひなり。如来の所遣(しょけん)として如来の事(じ)を行ずる人なり。
(平成新編0592・御書全集----・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0854・昭和定本[1]0629)
[文永09(1272)年04月15日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
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