『顕謗法抄』(佐前)[曾存] 問(と)うて云(い)はく、此等(これら)皆 謗法ならば悪道(あくどう)に堕(お)ちたるか如何(いかん)。答へて云はく、謗法に上中下雑(ぞう)の謗法あり。慈恩・嘉祥(かじょう)・澄観(ちょうかん)等が謗法は上中の謗法か。其(そ)の上 自身も謗法とし(知)れるかの間、悔(く)い還(かえ)す筆これあるか。(平成新編0289・御書全集0458・正宗聖典----・昭和新定[1]0452・昭和定本[1]0271)[弘長02(1262)年(佐前)][真跡・身延曾存][※sasameyuki※]