問(と)うて曰(いわ)く、何(いか)なる秘術を以(もっ)て速(すみ)やかに此(こ)の災難を留(とど)むべきや。答へて曰く、還(かえ)って謗法の書 並びに所学の人を治(じ)すべし。若(も)し爾(しか)らざれば無尽(むじん)の祈請(きしょう)有りと雖(いえど)も但(た)だ費(ついえ)のみ有って験(しるし)無からんか。
(平成新編0189・御書全集ーーーー・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0318・昭和定本[1]0161)
[正元02(1260)年02月上旬(佐前)]
[真跡(断簡)・中山法華経寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]