『唱法華題目抄』(佐前)[古写本] | 細雪の物置小屋

細雪の物置小屋

御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

前に申し候(そうら)ひつるがごと(如)く法華経を信じ侍(はべ)るは、させる解(げ)な(無)けれども三悪道(さんなくどう)には堕(お)つべからず候(そうろう)。六道を出(い)づる事は一分(いちぶん)のさとりな(無)からん人は有(あ)り難(がた)く侍るか。但(ただ)し悪知識に値(あ)ひて法華経随喜(ずいき)の心を云(い)ひやぶられて候(そうら)はんは力及ばざるか。
(平成新編0219・御書全集0003・正宗聖典0307・昭和新定[1]0345・昭和定本[1]0188)
[文応01(1260)年05月28日(佐前)]
[古写本・日興筆 神奈川由井氏]
[※sasameyuki※]