『四条金吾殿御返事(梵音声書)』(佐後)[古写本] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 教主釈尊は一代(いちだい)の教主、一切衆生の導師なり。八万法蔵は皆(みな)金言、十二部経は皆(みな)真実なり。無量億劫(むりょうおくこう)より以来(このかた)、持(たも)ち給(たま)ひし不妄語戒の所詮(しょせん)は一切経是(これ)なり。いづれも疑ふべきにあら(非)ず。但(ただ)し是は総相(そうそう)なり。別(べっ)してたづぬれば、如来の金口より出来(しゅったい)して小乗・大乗・顕・密・権経・実経是(これ)あり。
(平成新編0620・御書全集1121・正宗聖典----・昭和新定[1]0890・昭和定本[1]0664~0665)
[文永09(1272)年(佐後)]
[古写本・日興筆 北山本門寺]
[※sasameyuki※]