『十如是事(法華経肝心抄・法華十如是肝心抄)』(佐前) | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

されば此(こ)の三如是(さんにょぜ、細雪注「如是相・如是性・如是体」の三つのこと)を三身如来(さんじんにょらい)とは云(い)ふなり。此の三如是が三身如来にておはしましけるを、よそ(他所)に思ひへだ(隔)てつるが、はや我が身の上にてありけるなり。かく知りぬるを法華経をさと(覚)れる人とは申(もう)すなり。
(平成新編0104・御書全集0410・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0214・昭和定本[3]2030)
[正嘉02(1258)年(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]