『十二因縁御書』(佐前)一切衆生螻蟻蚊虻(ろうぎもんもう)まで生を受くる程(ほど)のもの、身体は六根・六境・六識の十八界をも(以)て組み立てたる身なり。此(こ)の衆生は五陰和合(ごおんわごう)の身なり。釈(しゃく)に云(い)はく「五陰和合を名づけて衆生と為(な)す」と。此の五陰は十二因縁なる故(ゆえ)なり。(平成新編0053・御書全集ーーーー・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0142・昭和定本[3]2016)[康元01(1256)年(佐前)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]