『三大秘法稟承事(三大秘法抄)』(佐後)[古写本](秘) | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 問(と)ふ、其(そ)の所嘱(しょぞく)の法門、仏の滅後に於(おい)ては何(いず)れの時に弘通(ぐつう)し給(たま)ふべきや。答(こた)ふ、経の第七巻薬王品(やくおうほん)に云(い)はく「後(のち)の五百歳の中に、閻浮提(えんぶだい)に広宣流布して、断絶(だんぜつ)せしむること無(な)けん」等云云。謹(つつし)んで経文を拝見し奉(たてまつ)るに仏の滅後正像(しょうぞう)二千年過ぎて、第五の五百歳・闘諍堅固(とうじょうけんご)・白法隠没(びゃくほうおんもつ)の時云云。
(平成新編1593・御書全集1021・正宗聖典0300~0301・昭和新定[3]2281・昭和定本[2]1863)
[弘安05(1282)年04月08日"弘安04(1281)年04月08日"(佐後)]
[古写本・日時筆 富士大石寺、日親筆 京都本法寺]
[秘・日蓮が己心に秘す法門]
[※sasameyuki※]