妙法蓮華経。
妙とは天台の玄義(げんぎ)に云(い)はく「言(い)ふ所の妙は不可思議に名(な)づくるなり」と。又(また)云はく「秘密の奥蔵(おうぞう)を発(ひら)く、之(これ)を称(しょう)して妙と為(な)す」と。又云はく「妙とは最勝修多羅(しゅたら)甘露(かんろ)の門なり、故に妙と言(い)ふなり」と。
(平成新編0094・御書全集0400・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0202・昭和定本[1]0069)
[正嘉02(1258)年02月14日(佐前)]
[古写本・日目筆 保田妙本寺]
[※sasameyuki※]