『四条金吾殿御返事(佛法王法勝負抄・告誡書)』(佐後) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

仏法と申(もう)すは道理なり。道理と申すは主(しゅ)に勝(か)つ物なり。いかにいとを(愛)し、はな(離)れじと思ふめ(妻)なれども、死しぬればかひ(甲斐)な(無)し。いかに所領(しょりょう)をを(惜)しゝとをぼすとも死しては他人の物、すでにさか(栄)へて年(とし)久(ひさ)し、すこ(少)しも惜(お)しむ事なかれ。又さきざき(先々)申すがごと(如)く、さきざきよりも百千万億倍御用心(ごようじん)あるべし。
(平成新編1179・御書全集1169・正宗聖典----・昭和新定[2]1766~1767・昭和定本[2]1384)
[建治03(1277)年秋"建治03(1277)年"(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]