さて此(こ)の品(ほん)に浄心信敬(じょうしんしんぎょう)の人のことを云(い)ふに、一には三悪道(さんなくどう)に堕(だ)せず、二には十方(じっぽう)の仏前(ぶつぜん)に生(しょう)ぜん、三には所生(しょしょう)の処(ところ)には常に此の経を聞かん、四には若(も)し人天の中に生ぜば勝妙の楽を受けん、五には若し仏前に在(あ)らば蓮華より化生(けしょう)せんとなり。
(平成新編0344・御書全集0470~0471・正宗聖典----・昭和新定[1]0522~0523・昭和定本[1]0332~0333)
[文永02(1265)年(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]