『一昨日御書』(佐前) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 抑(そもそも)貴辺(きへん)は当時天下の棟梁(とうりょう)なり。何(なん)ぞ国中の良材を損ぜんや。早く賢慮(けんりょ)を回(めぐ)らして須(すべから)く異敵(いてき)を退(しりぞ)くべし。世を安(やす)んじ国を安んずるを忠と為(な)し孝と為す。是(これ)偏(ひとえ)に身の為(ため)に之(これ)を述(の)べず、君の為、仏の為、神の為、一切衆生の為に言上(ごんじょう)せしむる所なり。恐々謹言。
(平成新編0477・御書全集0183~0184・正宗聖典ーーーー・昭和新定[1]0716・昭和定本[1]0502)
[文永08(1271)09月12日(佐前)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]