正法(しょうぼう)をひろ(弘)むる事は必ず智人によるべし。故(ゆえ)に釈尊は一切経をと(説)かせ給(たま)ひて、小乗経をば阿難(あなん)、大乗経をば文殊師利(もんじゅしり)、法華経の肝要をば、一切の声聞・文殊等の一切の菩薩をきら(嫌)ひて上行菩薩をめ(召)して授けさせ給ひき。
(平成新編1041・御書全集1148・正宗聖典----・昭和新定[2]1550~1551・昭和定本[2]1256~1257)
[建治02(1276)年09月06日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]