即身成仏(そくしんじょうぶつ)の手本たる法華経をば指(さ)しをいて、あとかた(跡形)もなき真言に即身成仏を立て、剰(あまつさ)へ唯の一字をを(置)かるゝ条(じょう)、天下第一の僻見(びゃっけん)なり。此(これ)偏(ひとえ)に修羅根性の法門なり。
(平成新編1473・御書全集1007・正宗聖典ーーーー・昭和新定[3]2112・昭和定本[2]1757)
[弘安03(1280)年07月02日"建治01(1275)年07月02日"(佐後)]
[真跡・中山法華経寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]