又(また)子は財(たから)と申す経文もはんべ(侍)り。所以(ゆえ)に経文に云(い)はく「其(そ)の男女追(お)って福を修(しゅう)するを以(もっ)て大光明(だいこうみょう)有(あ)りて地獄を照らし其の父母に信心を発(お)こさしむ」等云云。設(たと)ひ仏説ならずとも眼の前に見えて候(そうろう)。
(平成新編1477・御書全集1320~1321・正宗聖典----・昭和新定[3]2118・昭和定本[2]1763)
[弘安03(1280)年07月02日(佐後)]
[真跡・佐渡妙宣寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]