『富士一跡門徒存知事』(佐後) | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

一、五人一同に云はく、諸(もろもろ)の神社は現当(げんとう)を祈(いの)らんが為(ため)なり。仍(よ)って伊勢太神宮(いせだいじんぐう)と二所(にしょ)と熊野(くまの)と、在々所々(ざいざいしょしょ)に参詣を企(くわだ)て精誠(せいぜい)を致(いた)し二世の所望(しょもう)を願(ねが)ふ。
 日興一人(いちにん)云(い)はく、謗法の国をば天神地祇(ちぎ)並びに其(そ)の国を守護するの善神捨離(しゃり)して留(とど)まらず、故(ゆえ)に悪鬼神其の国土に乱入して災難を致(いた)す云云。此(こ)の相違(そうい)に依(よ)って義絶(ぎぜつ)し畢(おわ)んぬ。
(平成新編1868・御書全集1602・正宗聖典0536・昭和新定[-]----・昭和定本[-]----)
[延慶02(1309)年(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]