佐渡国の行者数多(あまた)此(こ)の所まで下向(げこう)ゆへに、今の法門説き聞かせ候えば、未来までの仏種になる事、是(これ)皆釈尊の法恩ありがたし。越後にて此の歌詠(えい)じ候ゆへ書き送り候なり。
おのづからよこしまに降(ふ)る雨はあらじ 風こそ夜の窓をうつらめ
(平成新編0762・御書全集1486・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1135・昭和定本[3]2103)
[文永12(1275)02月11日"文永12(1275)02月21日"(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]