『曾谷入道殿許御書(曾谷入道等許御書・大田禅門許御書)』(佐後)[真跡・古写本] | 細雪の物置小屋

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御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 問うて曰(いわ)く、迦葉(かしょう)・阿難(あなん)等の諸(もろもろ)の小聖、何ぞ大乗経を弘めざるや。答へて曰く、一には自身堪(た)へざるが故に。二には所被の機無きが故に。三には仏より譲り与へざるが故に。四には時来たらざるが故なり。問うて曰く、竜樹・天親(てんじん)等何ぞ一乗経を弘めざるや。答へて曰く、四つの義有り。先の如し。
(平成新編0780・御書全集1028・正宗聖典ーーーー・昭和新定[2]1142・昭和定本[1]0898)
[文永12(1275)年03月10日(佐後)]
[真跡・中山法華経寺(100%現存)、古写本・日向筆 岩本実相寺 日法筆 岡宮光長寺 日澄筆 北山本門寺]
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