『四条金吾殿御返事(煩悩即菩提書)』(佐後) 日蓮が諸難について御とぶら(訪)ひ、今にはじめざる志ありがたく候。法華経の行者としてかゝる大難にあひ候は、くやしくおもひ候はず。いかほど生をうけ死にあひ候とも、是(これ)ほどの果報の生死は候はじ。又三悪四趣にこそ候ひつらめ。今は生死切断し仏果をうべき身となればよろこばしく候。(平成新編0597・御書全集1116・正宗聖典----・昭和新定[1]0859~0860・昭和定本[1]0634)[文永09(1272)年05月02日(佐後)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]