『四条金吾殿御返事(煩悩即菩提書)』(佐後) | 細雪の物置小屋

細雪の物置小屋

御宗祖御開山遺文DBを中心に投稿します。
[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 日蓮が諸難について御とぶら(訪)ひ、今にはじめざる志ありがたく候。法華経の行者としてかゝる大難にあひ候は、くやしくおもひ候はず。いかほど生をうけ死にあひ候とも、是(これ)ほどの果報の生死は候はじ。又三悪四趣にこそ候ひつらめ。今は生死切断し仏果をうべき身となればよろこばしく候。
(平成新編0597・御書全集1116・正宗聖典----・昭和新定[1]0859~0860・昭和定本[1]0634)
[文永09(1272)年05月02日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]