『諸人御返事』(佐後)[真跡] | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 三月十九日の和風(つかい)並びに飛鳥(ふみ)、同じく二十一日戌(いぬ)の時到来す。日蓮一生の間の祈請(きしょう)並びに所願忽(たちま)ちに成就せしむるか。将又(はたまた)五五百歳の仏記宛(あたか)も符契(ふけい)の如し。所詮真言・禅宗等の謗法の諸人等を召し合はせ是非を決せしめば、日本国一同に日蓮が弟子檀那となり、我が弟子等、出家は主上・上皇の師と為(な)り、在家は左右の臣下に列(つら)ならん。将又一閻浮提(いちえんぶだい)皆此の法門を仰(あお)がん。幸甚(こうじん)幸甚。
(平成新編1211~1212・御書全集1284・正宗聖典----・昭和新定[2]1813・昭和定本[2]1479)
[弘安01(1278)年03月21日(佐後)]
[真跡・平賀本土寺(100%現存)]
[※sasameyuki※]