『さだしげ殿御返事』(佐後)[曾存] さきざきに申しつるがごとし。世間の学者仏法を学問して智慧を明(あき)らめて我も我もとおもひぬ。一生のうちにむなしくなりて、ゆめのごとくに申しつれども、唯(ただ)一大事を知らず。よくよく心得させ給ふべし。あなかしこ、あなかしこ。(平成新編1053・御書全集1285・正宗聖典----・昭和新定[2]1568・昭和定本[2]1275)[建治02(1276)年12月20日(佐後)][真跡・京都頂妙寺曾存][※sasameyuki※]