『大夫志殿御返事』(佐後) | 細雪の物置小屋

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[参考]『日蓮大聖人の「御書」をよむ 上 法門編』著者・小林正博
発行所・株式会社第三文明社
『日蓮大聖人の「御書」をよむ 下 御消息編』著者・河合 一
発行所・株式会社第三文明社

 聖人(すみざけ)一つゝ(筒)・味文字(みもじ)一をけ(桶)・生和布(なまわかめ)一こ、聖人と味文字はさてをき候ひぬ。生和布は始めてにて候。将又(はたまた)病の由(よし)聞かせ給ひて、不日に此の物して御使ひをもって脚力(きゃくりき)につかわされて候事、心ざし大海よりふかく、善根は大地より厚し。かうじん(幸甚)かうじん。恐々。
(平成新編1581・御書全集1105・正宗聖典----・昭和新定[3]2261・昭和定本[2]1898)
[弘安04(1281)年12月11日(佐後)]
[真跡、古写本・無]
[※sasameyuki※]