『持妙法華問答抄(持法華問答抄)』(佐前)只(ただ)須(すべから)く汝仏にならんと思はゞ、慢のはたほこ(幢)をたをし、忿(いか)りの杖をすてゝ偏(ひとえ)に一乗に帰すべし。名聞名利は今生のかざり、我慢偏執(へんしゅう)は後生のほだし(紲)なり。鳴呼(ああ)、恥づべし、恐るべし恐るべし。(平成新編0296・御書全集0463・正宗聖典----・昭和新定[1]0460~0461・昭和定本[1]0278)[弘長03(1263)年(佐前)][真跡、古写本・無][※sasameyuki※]