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マンション購入への路 episode vol.09

作業室(と我々は呼んでいる)の机、すなわちPCが置かれる作業机は、現在無印のユニット式のものを使用しているが、もう少し重厚感のあるものが良いという妻のリクエストにより、木製の机を新規に検討することとなった。
これも可能な限りシンプルで(脚が上から下まで太さの変わらないストレートの角材となっているものに限る、という妻からのリクエストがあった)、しかし高級感の漂うものを探していたが、いろいろと探してみたもののやはり無印の机(本来はダイニングテーブル用)に目が行き、これの購入となった。書斎用など通常は机の奥行きはせいぜい500~600mm程度もあれば充分かと思うが、僕は仕事の都合上、大きめのモニタ、キーボード、そしてA3サイズ程度の書類をすべて手元に置きながら作業する必要があるため、奥行きは少なくとも800mmは必要だった。それゆえ、そのくらいの奥行きのあるダイニングテーブルを作業机として使用することとなった。

うちには本が沢山ある。妻が本の虫あるいは活字中毒ということもあり、ハードカバーや文庫本も山ほどある。また、僕は仕事の関係でデザイン書などを多く所有している。それと趣味の鉄道・自動車・飛行機系雑誌なども沢山ある。これらを機能的にかつ美しく収納するために、システマチックな本棚は欠かせない。これに関してもかなり検討が重ねられた。
僕の仕事での付き合いのあるデザイン事務所が、1年ほど前にその社長の自宅と事務所を二棟隣り合わせにして新築で設け、ここに我々二人が招かれた時、妻はいたく感激したのだという。その事務所にあった本棚(ただしこちらは作り付け)の様子はかなり気に入った模様で、このイメージを踏襲したいという強いリクエストがあった。これを受けて本棚についてもさまざまに検討したが、結局無印のものに行き着いた。雰囲気が例のデザイン事務所にあったものに近かったことと、その材質や色合いが新居の床やドアなどに使用されているものにかなり似ていたことが決め手となった。

床面はウォールナット調の木材でなかなか色合いも雰囲気も良い。しかし特にコーティング等は施されていないので、将来的なことも鑑みコーティングをおこなってもらうことにした。これも見積を取り、さらに値引き交渉をおこなって費用を抑えた。つい先日その作業がおこなわれたが、ツヤなしの加工としてもらったので、当初の雰囲気はほぼ崩さずに、それでいて汚れに強い床としてもらえた。

電話やインターネットも切り替えをおこなった。
ネットは現在の家では光ファイバーによる接続となっていて、個人で独自に契約したプロバイダとなっているが、新居ではマンション一括で別のプロバイダと契約しているらしく、こちらに引越をおこなうことになった。これに伴い新居で使用するプロバイダに申込をおこない、現在の家からのケーブルや機器の撤去工事などを手配した。
電話は現在の家ではIP電話となっているが、以前使用していたアナログ回線の番号をそのまま用いていた。またFAX番号も別途持っていた。新居でもIP電話は使えるのだが、050番号しか取れないらしく、緊急の電話や時報すらかけられない上に、ナンバーディスプレイなどのサービスも全く対応していないと聞き、NTT回線の休止を解除することとした。以前はアナログ回線だったが、今回は電話とFAXも必要なため、2番号が取得可能なISDN回線に切り替えることにした。これの手続きおよび工事などの手配もおこない、また今更ながらの感が否めないが、ターミナルアダプタもネットオークションで安く購入した。