泣きながら、笑いながら深めていった関係はたった一言で終わった。

それでも繋がろうとして、話し合って、約束と誓いを二人で交わした。


今はひたすら闇雲に突き進む貴方を止めることなど出来やしない。

だけど、悲しい未来が貴方以外は容易に想像できてしまうほど危うい。


貴方に出逢えて幸せ。

優しくて嘘つきで、でも自分に正直過ぎて傷だらけになっても気付かない貴方が大好きよ。



もう一度なんて来ないから、私は貴方に傷つけられても此処から離れない。

待ってないって言えば嘘になる。

だけど、大切にしたいから願いは飲み込んだ。

貴方と私の絆がほどけなければいい。


ねぇ、私の伝えた言葉は貴方の奥まで届いてますか?



繋がりが希薄になるのが恐くて求めてしまう。

時間が重なるほどに遠くなるのが悲しくて手をひたすら伸ばす。



唯一ということに自信を持っていたのを裏切られてしまってから、疑心と焦燥が止まらない。

信じたいから、信じれる何かを闇雲に探し続けてる。

彼の誓いの言葉の裏側を知っている。

尚更と私の心は深く深く囚われる。



どうすればいい?

きっと満足なんて刹那ですぐ渇いていく。

いつもそう。

絡めても絡めても足りない。

不安が悪夢のように襲ってくる。

埋めれるのは唯一の存在なのに。


分からない。

会いに来てくれたのに、全然繋がってる感じがしなかった。

言葉も昨日からくれないから余計に不安になる。

あんなに寂しがって欲しがってたのが夢だったのかと疑ってしまう。



終わるなら、ちゃんと幕引きを。

もうあやふやをなぞるのは嫌なの。