錆びた42秒。 繋がりが希薄になるのが恐くて求めてしまう。 時間が重なるほどに遠くなるのが悲しくて手をひたすら伸ばす。 唯一ということに自信を持っていたのを裏切られてしまってから、疑心と焦燥が止まらない。 信じたいから、信じれる何かを闇雲に探し続けてる。 彼の誓いの言葉の裏側を知っている。 尚更と私の心は深く深く囚われる。 どうすればいい? きっと満足なんて刹那ですぐ渇いていく。 いつもそう。 絡めても絡めても足りない。 不安が悪夢のように襲ってくる。 埋めれるのは唯一の存在なのに。