貴方のは羽、私のは付け根が紫。
偶然だけど同じ色。
貴方のは赤、私のは銀。
貴方がくれた色違い。
大事にしよう。
親身に尋ねてくれたりする貴方に応えれるように。
強くなりたい。
誰かに負けるよりも貴方に負けるくらいに。
今日も会いに来てくれた。
こっそり指を絡めて、体温を分けてもらった。
少しずつ追いつまりながらも止められない。
二人で逃げてしまいたい。
でも逃げた先に本当の終わりが見えそうで口にも出せない。
とても大切にしてくれる。
私が寒空の下、外に出されたら駆けつけてくれる。
死なないように内緒で温めてくれる。
もし、あの時眠っていたら今日は私のお葬式だったと思う。
私に報いをくだすなら、私を死なすことで報いをうければいい。
貴方は悲しい顔したけれど、きっと誰も助けてくれないから私はそうやって知らしめる事しか出来ないんです。