(夫婦生活の擦り合わせ①~掃除・片付け編~ | 発達闘病先生 (ameblo.jp))(夫婦生活の擦り合わせ②~食事編~ | 発達闘病先生 (ameblo.jp))の続き。

 

 結婚当初、洗濯は「お互い気付いたときにやる」のように、曖昧な分担ではじめていました。

 

 しかし、結婚当初は私も精力的に働いていて帰宅時間が遅かった頃(9時や11時になることも)とはいえ、夫は結婚当時は今とは異なる職場で働いており、通勤時間が長くて負担が多かったのを考慮し、ほとんど私が洗濯していました。

 

 考慮していたとはいえ、それでも不満は積もる。

 

 やっぱり「なんで私ばっかり洗濯しなきゃならんのー!」と、ブチブチ文句を言うこともよくありました。

 

 洗濯の仕方が、縦型の洗濯機で洗濯→干す→取り込み→互いのものを別々にしまう。という流れですが、お互いの衣類の収納場所は別々で、夫は運動部のコーチをしているのもあって衣類の種類が多く、何が私服で何が仕事着で何が部活着なのかよくわからないときもあったので、私の分は自分でクローゼットにしまい、夫のはたたんで放置(腹が立っている時は放り投げていた。)。

 

 寝具の洗濯にも衛生観念が酷かった夫はゼンゼン興味がなく、定期的に休日に私が洗濯していました。

 

 洗濯も嫌いな家事で(掃除や片付けは気分が乗っている時は楽しい)、頻繁に夫に怒る原因になっていたと思います(夫は私に怒ることがほぼ(というか一回もなかったと思う)。

 

 そうして新居に引っ越す際、洗濯機も10年以上使っていたものだったので一新することに。出資者は私の実家(物を贈りたがる性質があるため。実家嫌いだけど使えるものは使わせていただく精神。)。

 

 遠慮なく最新式で、ドラム型にしようとしていました。そこで調べてみて、初めてドラム型(たぶん縦型もあったと思うけど)に洗剤を1パック突っ込んでおいて自動投入式になるようなものがあったり、乾燥機ってなんか縮んだり、しわになるイメージが強いんだよなーと思っていたものの案外そうではないことを知り、洗剤の自動投入の容量が多くて掃除しやすいものを選びました。

 

 

 これがけっこうらくちん。洗濯物を干す時は、平日の日中はなかなか帰れなくて雨にさらされる危険性を鑑みて室内干しが多かったために、オプションで室内干し用のポールを取り付けていましたが、「いらなかったな・・・。」と思うようなくらいしっかりと乾燥してくれます。

 

 室内干し用のポールは、コートや上着掛けになっています。インテリア的に見栄えはイマイチだけど、これはこれで取りやすいから、まあいっかと思うことにしました。

 

 そして夫も新居に越す前に、転職したことで(私の勤務地とも遠く、家は私が勤務地の近くから離れるのを嫌がったので私優位の場所に住んでいた。それに前の職場はブラック企業で給料も私より断然低かった。けっこう迷っていたようだけど、当時はバリバリ働いていたし、通勤問題が解消されるならと私も「アンタの収入がなくなっても何とかなるわい」と後押しし、転職成功した。そして最近年収を追い越された・・・転職先もブラックだったもんだから残業代の差が大きかった。)、部活で休日コーチする回数が減ったのもあって洗濯にも協力的に。

 

 長方形の低い長机を用意し、その上にラタン(に見えるけど樹脂製でできている洗えるかわいい入れ物)の箱を5つ用意。

 

 夫のものはそのうちの2つ(基本的にスーツ勤務のため)に突っ込み、残り3つには私のパンツ、インナー、アウターを分けて入れるようにして、季節ごとに中身を変えてクローゼットにいちいち取りに行ったり、出したりしなくても良いようにしたことで片付けしやすくしました(スカートとか仕事に支障が出るタイプだけど気に入っている服はクローゼットにあり、休日だけ使っている。)。

 

 夫の下着入れや靴下入れはカゴのすぐそばにあるクローゼットに用意してあり、私の下着入れと靴下入れは洗面所の棚にあるのだけど、「俺も洗面所にしまいたい。」と言い出すようになり、「おまえの靴下、部活用かどうかわかんねーときあるからクローゼットにしまってんだよ・・・。」と思ったものの、まあたしかに夫の方のカゴの中がいつもぐちゃぐちゃなので、私も前向きに検討。

 

 というかですね、クローゼットも、もともと布団入れだったんです。それを私の提案で、外注でかなりの金を掛けて、洋室用のクローゼットに変えたのです。夫がスーツやシャツを取り出しやすくするための私の気遣いなんですけどね。「そんなにいる?」ってくらい夫はシャツをたくさん買うので。スーツもけっこうたくさんある。これが普通なのかなぁー父は作業着系の人だったからわからんーと思いつつも、一応そこに部活道具を無印で揃えたクローゼット用の収納用具で収納しています。部活道具、一つ一つが大きい上にけっこーな数があるから厄介・・・。辞めちゃえば良いのに(本音)。

 

 別室には私用の小さめのウォークインクローゼットがあり、もう一室には夫の私服や遠征に行くとき用のグッズなどが入ったクローゼットがあります。私のウォークインクローゼットは無印のやわらかポリエチレンケースにぽいぽい突っ込む形で、電子機器類やゲーム類など、お互いの共有物も収納しています。

 

 棚の数が足りないため、洗面所の洗濯機の上に棚を作ってバスタオルを置けるようにすることを検討中です。ちょっと高い所だけど、洗濯機の上に置いてある脱いだもの入れ&洗濯物取り込み用カゴや洗剤のストック入れのカゴを避けても私の手で届くと計算し、今は工務店に注文したいね~で終わっているところです(忙しい。)。実践するのは私が夏休みに入ったころになるでしょうが、私も今年の夏は研修が多くて忙しいので、どうなるかはわかりませんってところです。

 

 ちなみに、寝具への衛生観念も、夫は意識するようになり、たびたび布団干しをしています(そのために(アオちゃん脱走事件〜アニマルセラピーどころじゃなかった〜 | 発達闘病先生 (ameblo.jp))が起きたのだけど。

 

 でも、相変わらず枕カバーを外して洗濯するとか、シーツを洗濯するとかってことが頭にないようなので、私が調子が良い時に気が向いて洗濯機に突っ込んでおくと、取り込んで取り付けるくらいはするようになりました。

 

 私は感覚過敏なので、布団カバーの内側にあるタグが自分の顔周りでカサカサと音が鳴るのもダメ。毛布やタオルケットのタグが足元の方にないのもダメ。そういう性質にも夫は慣れてきて、きちんとチェックしてからベッドメイキングできるように。やればできる夫。

 

 結局のところ、洗濯も精神病が悪化している時は「俺がやるから大丈夫。気にすんな。」とのことなので、夫に任せる日も多いです(夕方に私が洗濯機を回し、夫が夜か朝に取り込む。)。寝具の洗濯回数が減ってしまったことが気になるところですが、まあ・・・仕方ない・・・仕方ない・・・気にしない・・・とマインドコントロール中。

 

 現在の我が家の洗濯事情はこんなところです。ポイポイ収納、やっぱり楽ですね。